チブリの仲間
活動内容

活動内容

Activity

下草刈り込み

下草刈り込み

草刈機と手作業を組み合わせた、下草刈り込みを実施しています。
高山植物の鑑賞を楽しみに何時間も登って来られる方も多いので、可能な限り花を付ける植物は刈らない方針で実施しています。

登山道整備

登山道整備

主に、浸食箇所の整備を実施します。
浸食が始まった箇所は、雨水流水と踏圧によって、さらに浸食が進んで行きます。
「近自然工法」と呼ばれる、現地材を活用した手作業の、登山道整備を実施しています。

外来植物対策

外来植物対策

低地性植物の、高山帯への侵入防止活動に参画しています。
チブリ尾根は白山固有種のハクサンオオバコが自生地する南竜ヶ馬場へ直結しているため、低地性のオオバコを少なくとも避難小屋までに捉える必要があります。
そのため、登山口に種子捕捉マットを設置、避難小屋に種子対策ブラシを設置しています。
また、福井県側からのアプローチとなる三ノ峰避難小屋の種子対策ブラシ設置を実施しています。
これら事業は、環境省の生態系維持回復事業の実施団体の環白山保護利用管理協会へ協力する形で、実施しています。

避難小屋清掃整備

避難小屋清掃整備

避難小屋の清掃を実施します。
トイレを含め、小屋全体を毎月清掃しています。
清掃用の用水を貯めるため、雨水タンクと雨樋を6月に設置して、10月に撤収します。
また、外装が薄くなった際には、防腐剤の塗布を実施しています。

登山道巡視

登山道巡視

登山道の点検を実施します。
倒木や土砂崩れによる、登山道導線の障害がないか?その他、危険個所がないか?を点検します。

自然観察会

自然観察会

チブリ尾根の自然を知る活動として、避難小屋手前の小池でクロサンショウウオの観察会を実施しています。
7月と9月の年2回、毎年開催しています(悪天中止の年もあります)。
普段、足早に通り過ぎる足元の自然に、目を向けて見る機会も良いのではないでしょうか?