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【報告】能登半島ボランティア

2025年10月11日
地域:輪島市南志見 墓地の掘り出し(続き)
メンバー:12名(KHC5名、めっこ2名、小松ブル1名、チャムラン1名、トレラン1名、京都労山2名)

今回のボランティアは、先月実施した墓地の掘り出しの続きです。
地震で倒れたお墓の上に豪雨災害の土砂と泥が大量に堆積していた所を、先月頑張って取り除きました。
それでも1日の作業ではまだ土砂が堆積した場所が残ってしまってた。

輪島市町野のボランティア基地に集合して、スコップ、クワ、テミなどをトラックに積み、現地の長栄寺へ移動。まずは前回やり残した階段の掘り出し。土砂と泥を取り除くと階段が現れました。
そしてお墓周りの土砂と泥を取り除く。土砂と泥の下からお墓が出てきます。斜面の下まで流れたお墓の石(推定120kg)を、ウィンチと人力を駆使して、元の場所まで上げる。
という作業を協力して行いました。

ここ輪島市の南志見地区は、地震と豪雨による被害が大きい地区の一つで、町内の仮設住宅で生活をされている方が大勢いらっしゃいます。お墓、という生活には直接に影響しないため行政の支援は無く、また自身の生活周りで手一杯の被災者にとって手が付けられず後回しにせざるを得ない場所だと思います。

そうした所をボランティアの手で少しだけ片付けのお手伝いをする、その積み重ねが「普通の生活」を取り戻す一歩になるのだと思います。

(A瀬)