主催:石川県勤労者山岳連盟(主管:チャムラン山の会)
日時:令和7年6月29日(日) 8時~15時
午前:はだし広場(芝生)で訓練、昼食後、振り返り
場所:奥卯辰山健民公園
以下の設定で一日救助訓練を行いました
【状況設定】
パーティで痩せ尾根を通過中、最後尾の1名が足を滑らせ、斜面へ転落。墜落のショックで一時的に意識を失っているようで、本人からの応答
はなし。パーティとして補助ロープは携行。個人装備は、各人カラビナ3個、シュリンゲ3本。天候は晴れ。明日までは好天が続く見込み。現在時刻は10時。携帯電波は通じず、付近に小屋や人影はなし。
① 要救助者から応答がないので要救助者の様子を確認に向かう
(目視で要救助者を確認できる距離か、滑落した距離、灌木帯の有無、要救助者が止まっている状態、上空が開けているかどうかなど、パーティごとにコントローラーが状況付与)
② 要救助者の容態を確認する
(直接接触 又は 近くからの声掛けで意識は回復したと仮定)
③ 応急処置
(頭部負傷はないが、右足首の捻挫と左前腕骨折の疑い及び多量の発汗による軽い脱水症状ありと仮定)
④ 引き上げor ビバークの判断
(要救助者は自力での歩行は困難、滑落地点は電波なしと仮定)
⑤ 引き上げた場合は、安全な場所まで搬送し、熱中症対策をして安静体位



