開催日 | 2025年1月25・26日 |
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エリア | 中宮セミナーハウス、一里野温泉スキー場、瀬女スキー場跡地 |
参加者 | 講師・スタッフ/18名 受講者/27名 (石川労山13名、富山労山1名、福井労山1名、長野労山2名、一般10名) |
北陸地方雪崩講習会の実技講習を実施しました。
2日とも天候に恵まれ無事に実技講習を実施する事ができました。
ただ、ここ1週間ほどの気温上昇のため雪質には恵まれませんでした…。
1日目
中宮セミナーハウス前に集合し、各班(基礎コース、BCコース、登山コース、S&Rコース)に分かれて講習会場へ移動。
基礎コースは、積雪量を求めて谷トンネルへ。谷トンネル周辺は積雪量330cmと講習を行うには十分。簡単な断面観察を行い、CTを実施。よい弱層を観察する事は出来ませんでした。
ECTは講師でデモを行い、受講生にみてもらうだけにしました。
午後からは中宮セミナーハウス周辺に戻り、ビーコン捜索、プロービング、掘り出し、そしてシナリオトレーニングを実施。基礎コースではビーコン1つ(1名の埋没)を、きっちり捜索できるように訓練します。
なお、BCコースと登山コースは、一里野温泉スキー場のゴンドラトップで。
S&Rコースは、瀬女スキー場跡地で講習を実施しました。
16:30に実技講習を終えて、入浴と休息をしてもらい、18:00より夕食。
19:00より、机上講習(事前課題のディスカッション)。
20:30からは懇親会を行いました。参加者の皆で大変に盛り上がりました。
2日目
基礎コースと登山コースは中宮セミナーハウス周辺で、飯田先生による『積雪断面観察』を行いました。
積雪が150cm~170cm、更に積雪内の雪の層がほとんどがしまり雪でしたが、インクを吹きかけるとしまり雪の中にも雪の層が観察できます。ただ『弱層』となる層は観察できず、残念。。
基礎コースは『埋没体験』を実施し、外での実技講習は終了となりました。
11:00から飯田先生の講習を行い、気象と雪質と雪崩の話のおさらいをして、講習会は終了となりました。
今年は、実技講習の会場を立山山麓から白山麓に変更しました。積雪量は?会場は?など課題も多かったですが、白山麓での実技講習は好評で大変に良かったと思います。
参加した受講生の皆さん、また講師・スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。











