日 時:2013年2月16日(土)・17日(日)
場 所:立山山麓極楽坂スキー場・国立立山青少年自然の家
受講者:28名
昨年11月4日(日)に実施された第16回北陸雪崩講習会(座学)に引き続き、同講習会の実技講習が開催されました。参加者・講師・スタッフを合わせると、総勢50名あまりの参加者となり、盛況でした。
受講コースは、下記の6コースで、コースごとに参加者・講師に分かれて実施されました。各コースは、少人数で密度の濃い実技講習となりました。
・雪崩基礎コース
・雪崩基礎応用コース
・山スキー/ボードコース
・セルグレスキューコース
・講師養成(1年目)コース
・講師養成(2年目)コース
今回の試みの一つとして、雪堀りスタッフが3名参加しました。雪堀スタッフは、基礎コースでの雪庇断面の観察場の作成と、セルフレスキューコースでのビーコンの埋設を2日間にわたり担当しました。これにより、講師・受講生の方の効率アップが図られたのではないかと思います。もっとも、弱層テストや雪の断面観察・レスキューチームの反復した救助訓練での埋没者の探索など、受講生の方は、雪堀りに始まり雪堀りに終わる、という場面もあったかもしれませんが、それも大事な実技講習の一部だったかと思います。
(注:報告者は、雪掘りスタッフの1名として、基礎コースの初日午前、レスキューコースの初日午後、翌日午前に随伴しました。下記報告内容は、充実した講習のごく一部です。)
雪と低温の中、訓練を開始(開始式)